さくらVPSの申し込む前に知っておきたいこと
さくらVPSでワードプレスを立ち上げてみたい!
という人に向けたVPS解説シリーズ。
まず初めに、事前に知っておきたいことを書きました。
1、さくらVPSのプランについて
プランが様々ありますが、
これはサイトのアクセス状況にて選びます。
2Gか4Gを選ぶと良いです。
日に数万pvもあるのであれば、4Gを選ぼう。
8G以上はVPSではなく専用サーバーの方がコスパが良いです。
2、メモリの考え方
※VPSにて高速化チューニングをしていない場合の話しです。
メモリはワードプレスが多く使います。
キャッシュとか無ければ、一度のアクセスで20MBほど使用。
同時アクセス100で2GBの使用です。
もちろん、サーバー自体が使用するメモリもあり、
プラグインの使用で倍増もあることから、
2Gプランでは余裕を見て同時アクセス50ほどに耐えられると考えたい。
もしメモリを使い切った場合、
ハードディスク(またはSSD)をメモリの代わりに利用します。
初期設定では、2Gプランの場合は2GBまで追加で使えるようになっています。
その場合、スピードは激減し、使い切るとサーバーダウン。
同時アクセス100程度はツイッターでの紹介でも普通にある。
その程度でダウンするようでは意味がない。
そこで、ワードプレスに特化した高速化チューニングをします。
同時アクセス1000にも耐えられるようになる。
これがVPSの凄いところです。
なお、同時アクセスとはアナリティクスにあるリアルタイムの人数ではなく、
同時にアクセスしての同時処理数なので、間違えないよう注意。
よく現在の閲覧数を同時アクセスと勘違いしている人がいます。
「abベンチマーク」1秒間の処理数でもない。
ここの勘違いも多い。
3、HDDかSSDか
よほど画像を多く使わない限り、
高性能なSSDを選ぶのが基本です。
50GBもあればほとんど問題ない。
今はSSDが標準。
今はサーバー用SSDがあり、安定しています。
なお、バックアップはしてくれないので、そこは自力。
4、東京か石狩か
距離が近い分、東京の方が速いです。
北海道の石狩はわずかに遅延があります。
ただ、石狩は最新鋭のデータセンターでかつ、
立地的に災害に強いというメリットがある。
より安心を求めるなら石狩を。
自分が契約しているVPS同士を接続する際は、
同一の地点である必要があるので、
東京なら東京、石狩なら石狩を選び続けたい。
5、お試しではなく本登録を
最初は仮契約して、次に本登録となりますが、
仮契約状態だと回線速度がとても遅く、OSインストール等にストレス。
したがって、すぐ本契約しましょう。
それから、OSのインストール作業です。
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